不満は給料だけ!これでも転職する価値はある?

Main 20191013
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完璧な人間などいないように、完璧な職場などありません。
どんな魅力的な職場だとしてもそこには少なからず不満があり、
その不満が我慢できない時がすなわち転職をする時になるでしょう。

もちろん歯科衛生士の場合もそれは例外ではないのですが、
ただその不満が給料だけであり、なおかつ他に不満がない場合はどうするべきでしょうか。
そんなケースに遭遇した場合、行動としてどうするべきかをお伝えします。

1. 歯科衛生士の一般的な収入を知ろう


給料が少ない不満があるとして、その不満がまずどの程度深刻なものかを考えてみましょう。
平成30年の厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、歯科衛生士の収入は次のようになっています。

* 平均年齢:34.9歳
* 勤続年数:5.8年
* 労働時間:167時間/月
* 超過労働:7時間/月
* 月額給与:268000円
* 年間賞与:423000円
* 平均年収:3639000円

ただ、サンプルの数から判断すると完全な実態調査とは言えず、病院の規模によっても差があるでしょう。
しかし、仮にあなたの給料がこの調査の結果に近いものであれば、
それは歯科衛生士として一般的な給料を貰っていることになりますね。

となると、転職するのはむしろマイナスですし、
一方で基準を遥かに下回る…生活するのもきつい給料であれば、それは転職すべきでしょう。
まず歯科衛生士の一般的な収入を知り、比較した上で転職を検討してください。

2. 仕事において何を重視するか

仕事において何を重視するか?…それは人によって答えが違うでしょう。
最も、答えのパターンはある程度決まっており、おそらくその答えは次のいずれかではないでしょうか。

* お金(月給やボーナスの額)
* 時間(勤務時間や休みの数や有給のとりやすさ)
* 人間関係(院長や他のスタッフとの人間関係)

このうち、仮にお金だけを重視する人であれば、給料に不満があるなら転職すべきでしょう。
お金を重視する以上、例え数万円でも給料に差があれば少しでも給料が多い職場に転職すべきですからね。
しかし、時間や人間関係を重視する人の場合はどうでしょうか。

勤務時間や休日は求人募集で確認できますが、そのとおりにいかないケースが多いですし、
人間関係に至ってはその職場で働いてみないことには分かりません。
このため、例え給料の不満が解消できても、今度は時間や人間関係に不満が出る可能性があるのです。

3. 「転職すべき」か「転職すべきでない」か


では、給料のみの不満に対して転職すべきなのか、もしくは転職すべきでないのか、
それは状況や職場に重視することによって答えは変わりますが、次のようにまとめられます。

<転職すべきケース>

* 歯科衛生士の一般的な給料に対して大幅に下回っている
* 時間や人間関係はあまり気にならず、とにかく稼ぐことを重視して働いている
* 業務内容や勤務時間が明らかにブラックである

歯科衛生士の一般的な給料より大幅に下回っていれば、それはさすがに転職を考えた方が良いですし、
時間や人間関係が気にならないなら、給料の額だけで転職するのはむしろ当然です。
またブラックな職場の場合、不満以前に身体を壊す恐れがあるため転職をおすすめします。

<転職すべきではないケース>

* 時間や人間関係も大切にしており、その部分は現状の職場で満足している
* 充分な給料は貰っているが、もっと欲しいという意味で現状の給料に不満がある
* 仕事自体にはやりがいがある

歯科衛生士の離職の理由で多いのは人間関係で、その点に満足しているなら軽率な転職は禁物です。
また、少しでも多い給料を目指して転職していてはキリがないですし、
長く続けることを考えれば、やりがいを感じる今の職場で頑張って方が良いのではないでしょうか。

4. 転職する場合の注意点


これは給料の不満が理由での転職に限ったことではないですが、
歯科衛生士が転職する場合は時期を考える必要があります。
転職するからには、今の職場以上の好条件の職場に転職しなければ意味がありません。

と言うことは、その職場が求人募集していなければそもそも転職の成功はあり得ないわけで、
そう考えると好条件で歯科衛生士を募集する機会の多い10月や11月を狙い目にすべきでしょう。
この時期は既婚のベテランの歯科衛生士が離職しやすい時期であり、そのため好条件で即戦力を求めます。

一方で、新卒の離職者が多い5月の転職はあまりおすすめできません。
なぜなら、新卒が離職する原因を考えた時に人間関係の問題が真っ先に挙がります。
つまり、その時期に求人募集している歯科医院は、人間関係で悩む職場である可能性が高いのです。


給料に不満がある場合は、コスパの視点で職場を見つめ直してみましょう。
人間関係も良くて勤務時間や休日の数に不満がなく月給が22万円、
人間関係が悪くて残業も多くて有給が取れずに月給が23万円、これらを比較してみてください。

単純に給料を考えれば22万円から23万円にアップするのは大きいですが、
コスパの視点で考えればむしろ22万円の歯科医院で働いて方が良いでしょう。
このように、他の要素も含めて職場を見つめ直し、その上で転職するかしないかを決断してください。

 

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