歯科衛生士は5月に離職する人が多いのに、なぜ9月が転職のベスト時期なの?

Main 20190916
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歯科衛生士の転職のベスト時期を考えた時、ポイントとなるのは求人募集の数でしょう。
そもそも、どんなにスキルが高い歯科衛生士でも、雇ってくれる歯科医院がなければ働けず、
その意味で求人募集の多い時期が転職のベスト時期なのは言うまでもないことです。

では、歯科医院が求人募集をする時はどんな時でしょうか。
普通に考えれば既存の歯科衛生士が離職した時で、スタッフを補充するために求人募集をかけるのです。
つまり「離職が多い時期=求人募集が多い時期」となり、今回はその点について少しお話をしていきます。

1. 離職の多い時期

歯科衛生士の離職が多いのは、5月と9月と10月で、その理由として次のことが考えられます。

5月に離職する歯科衛生士が多い理由

5月に離職する歯科衛生士が多いのは、4月に入社した新卒の歯科衛生士が離職する時期だからです。
職場に何らかの不満があったとして、その不満が発覚して離職するまでおおよそ1ヶ月が一般的ですし、
新卒の社会人の天敵となる5月病の時期でもあり、そのため5月は離職する歯科衛生士が多いのです。

9月と10月に離職する歯科衛生士が多い理由

9月と10月をひとまとめにしたのは、離職する歯科衛生士が多い理由が同じだからです。
秋は人事異動の時期であり、また歯科衛生士は女性の割合が高いですよね。
このため夫が人事異動で転勤となった場合、その歯科医院の歯科衛生士を離職するケースが多いのです。

…これらの理由から分かる事実が1つ、それは離職する歯科衛生士の違いですね。
5月に離職しやすいのは新卒…つまり新人の歯科衛生士であり、
一方で9月に離職しやすいのはベテランの歯科衛生士です。

2. 9月が転職のベストな時期である理由

離職が多いのは5月、9月、10月で、それぞれ離職が多い理由も説明しました。
さて、歯科衛生士が離職すれば代わりとなる歯科衛生士の補充が必要ですから、
つまり5月、9月、10月は歯科衛生士の離職が多いと同時に求人募集が多くなる時期でもあります。

ただ、いくら求人募集が多くても転職する以上、
労働条件や環境の良い歯科医院の求人募集がなければ意味がありません。
そして、そう考えた時に転職のベスト時期として除外されるのが5月です。

と言うのも、5月は職場に対する不満が理由で離職する歯科衛生士が多いため、
例え求人募集が多くても、その歯科医院が不満を抱きやすい職場である可能性が高いのです。
一方、9月はやむを得ない事情での離職、しかも多いのがベテランの歯科衛生士の離職ですね。

つまり、9月は長く勤めていた歯科衛生士が離職する時期であり、
そのため求人募集する歯科医院の勤務形態や職場環境に問題がない可能性が高いでしょう。
こうした歯科医院の求人募集は人気ですから、少しでも早く、10月よりも9月に転職活動した方が良いのです。

3. 9月は好条件で転職しやすい


さらに補足すると、9月に求人募集している歯科医院は好条件であるケースが多く、
これはベテランの歯科衛生士が離職したことで、いち早く代わりの歯科衛生士を補充したいためです。
5月は新人の歯科衛生士の離職が多いですが、新人の歯科衛生士はまだそこまでの戦力ではありません。

このため、離職しても歯科医院にはそれほどのダメージはなく、
近年の若者の離職率の高さを考えれば、むしろ想定していた事態ではないでしょうか。
ですから補充も焦っておらず、好条件を提示してまでの求人募集を必要としないのです。

しかし、ベテランの歯科衛生士が離職した9月は歯科医院にとって大きなダメージであり、
その歯科衛生士に匹敵するスキルの高い歯科衛生士がいち早く必要でしょう。
そこで、求人募集で好条件を提示してスキルの高い歯科衛生士を求めます。

これが9月は好条件で転職しやすい理由であり、だからこそ9月は転職のベスト時期なのです。
最も、好条件での提示はあくまでもスキルの高い歯科衛生士を希望するからで、
あなたがその歯科医院で働こうとするなら、あなた自身も一定以上のスキルを求められるでしょう。

4. 9月のタイミングを逃してはいけない

9月のタイミングを逃してしまうと、転職活動に苦労してしまいます。
9月同様の理由で離職の多い10月はまだチャンスがありますが、
それを過ぎると冬のボーナスの時期…敢えてこのタイミングで離職する歯科衛生士は少ないでしょう。

このため求人募集がめっきり減りますし、その後は新卒の歯科衛生士の募集に移るため、
新卒というライバルが多数いる状態で転職活動しなければなりません。
そして、5月は求人募集が多くてもブラックな部分のある歯科医院の可能性が否定できません。

6月以降は夏のボーナス時期でやはり離職する歯科衛生士が減りますし、
9月のタイミングを逃すとまた1年待たなければならない可能性が高くなるのです。
ですから、転職を決意しているなら9月のタイミングは絶対に逃さないようにしてください。

まとめ

転職を成功させるなら、好条件の歯科医院の求人募集が多い時期に転職しなければなりません。
歯科医院はどんな時に好条件で求人募集をかけるのか?…それはベテランの歯科衛生士が離職した時です。
大きな戦力であるベテランの歯科衛生士が離職したからこそ、
いち早く補充が必要となり、そのため求人募集で好条件を提示するのです。
そしてその時期は9月であり、だからこそ9月は転職のベストタイミングでもあります。

 

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