歯科衛生士が頭を抱える院長先生との付き合い方

Main 20190620
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どの業種においても人間関係は重要ですが、歯科衛生士の場合それは尚更でしょう。
何しろ、歯科医院は少数で運営しているところが大半で、院長と数名のスタッフで成り立っており、
常に院長との付き合いが必要な歯科衛生士は、会社で例えるなら常に社長が傍にいるのと同じです。
このため、院長との付き合い方で悩む歯科衛生士は多いのです。


1. 意外に多い、歯科衛生士の院長先生への不満

少数人数であること、また歯科衛生士は歯科医師のサポート役であることから、
院長と歯科衛生士は仕事における良きパートナーの関係をイメージするかもしれません。
しかし、実際には院長に不満を持つ歯科衛生士は意外にも多く、その理由として次のことが挙げられます。

院長を信頼できない

いわゆる院長を信頼できないことの不満で、その原因は様々です。
患者さんや自分に対する態度、治療方針、これらに対する不信感があっても、
歯科衛生士の立場上の理由から院長に直接意見できず、そのため不満を抱いてしまいます。

院長のルーズさ

勤務時間や衛生管理など、本来これらはしっかりとしていなければならない部分でしょう。
しかし、院長によってはこれらがルーズな歯科医院もあり、例えばサービス残業が続いてしまうケースです。
そんな院長のルーズな一面にも文句が言えず、その結果不満を抱いてしまいます。

すぐに怒る

医療の仕事に失敗は許されず、なぜならささいな失敗が医療ミスという大問題を引き起こすからです。
このため、院長は歯科衛生士の行動を細かく指摘しますし、性格によっては怒る院長もいるでしょう。
ただ歯科衛生士にとってそれはストレスになってしまい、不満を抱える結果になってしまうのです。

…不満の対象が先輩なら意見もできるでしょうが、院長にそれができる歯科衛生士はなかなかいないでしょう。
なぜなら、それは会社で例えるなら社長に意見をするようなものだからです。
院長と歯科衛生士の距離は近く、距離が近いからこそ深刻な不満を抱えやすいのです。

2. 院長先生への不満に対する解消方法

院長への不満に対する解消は難しく、自身でできるのはプライベートでの発散くらいしかありません。
院長の考え、それは歯科医院の運営方針に等しいものですから、
歯科衛生士としてそこで働いている以上、うかつな意見はできないですからね。

ですからこの場合、「不満の解消方法」ではなく「不満を抱かない方法」を考えた方が良いかもしれません。
では「不満を抱かない方法」とは何か?…それは、働く上でのそもそもの歯科医院選びがポイントでしょう。
そこで離職率の低い歯科医院に注目すると、次のことを大切にしているのが分かります。

定期的に面談を行う

歯科衛生士が院長に意見する場として、面談の機会を設けてあります。
院長もまた歯科衛生士の考えが分かることで、運営方針の見直しに活かせるのです。

院長が人間関係を大切に考えている

院長が歯科衛生士との人間関係を大切にすれば、歯科衛生士にもそれが伝わるでしょう。
そうすれば、歯科衛生士も「この院長の元で働きたい」と思うようになり、そこに信頼関係が生まれます。

勤務時間、給与面では不満にさせない

勤務時間や給与面に不満がなければ、院長への不満も愚痴ですむ程度に思えるでしょう。
歯科衛生士として働く以上、それに見合う給与と勤務時間を設定しています。

3. 院長先生の対応は期待しない方が良い

現実的なことを言ってしまうと、院長の対応にはあまり期待しない方が良いでしょう。
実際、歯科衛生士の離職や転職のデータを目にすると、
その理由として常に上位に挙がっているのは人間関係です。

もちろん、これは歯科衛生士と院長の人間関係も含まれていますし、
スタッフ同士の人間関係の場合も院長がしっかり対応していれば解決できる問題でしょう。
それでも離職や転職の理由として人間関係が挙がる以上、院長の対応はあまり期待できないと考えられます。

また、自分が神対応と言えるほどの対応をとる場合も注意が必要で、
仮にそれが見返りを求めてのものならおすすめできません。
運営方針を容易に変えるのは難しく、自分の対応によって理想の環境に変わるとは思えないのです。


いかがでしたか?
最後に、歯科衛生士の院長との付き合い方の悩みについてまとめます。

1. 意外に多い、歯科衛生士の院長先生への不満 :信頼できない、ルーズ、すぐに怒るなどの不満が多い

2. 院長先生への不満に対する解消方法 :「不満の解消方法」よりも「不満を抱かない方法」を考えるべき

3. 院長先生の対応は期待しない方が良い :離職や転職の理由においても人間関係の不満が多い

インターネットの利用者の中には当然歯科衛生士も多くいますから、その手の実情は容易に調べられます。

ただ、やはり多いのは満足よりも不満の意見であり、それも意外に多いのが院長との人間関係です。
一般の会社なら、合わない上司は適当に付き合っていればそれほど深刻な悩みにはならないでしょう。
しかし院長は上司より社長に近く、それも常に傍について一緒に仕事することから、不満は深刻な悩みです。

 

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