転職先で心が折れそうなときに読んでほしいこと

Main 20190515
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転職は、大きな労力を伴います。それは、転職を決めた時から仕事が軌道に乗るまでの間、ずっと続くことになります。出勤が憂鬱な日もあります。仕事中に帰りたくなることもあるでしょう。それでも、転職を決めたのにはなにか目的があるはずですね。そして、今回の転職はそれを実現するための手段なのですから、それに伴う労力や心労は致し方ないことだと割り切るのが大人の対応です。

それでも、やはり人間ですから心が折れることも多々あります。これまでの勤務でも多くの山を乗り越えてきたはずですが、転職に関して特に多いトラブルが、「人間関係」「労働条件」「患者さんとの関係」の3つでしょう。
そこで、転職先で心が折れそうになった時、気持ちを奮い立たせるためのちょっとしたコツについてお話ししましょう。

人間関係に対する不満が募った時


年齢に関係なく転職で最も多いのが人間関係の悩みといわれています。特に歯科衛生士が働く環境は女性が多く、狭い空間の中で忙しく業務を行っているため、スタッフ同士が衝突することやお互いの言動に納得のいかないことも起こりがちです。「他のスタッフとのジェネレーションギャップを感じる」「年下のスタッフから指示や注意をされるとイライラする」「自分が前に経験したことが否定される」「先生や先輩からの風当たりがきつい」といった話をしばしば耳にします。でも、仕事は人間関係の悩みだけで簡単に辞めることはできませんね。

そこで、そういった人間関係の不満を感じた時に気持ちを落ちつけるために読んでほしいことを紹介します。

・自分の立場はピラミッドの一番下だと割り切る
・「はい」「わかりました」「すみません」に徹する
・納得のいかないことはスルーする
・ここで我慢すれば人間としてのランクがあがると考える
・「これも仕事」「あくまでも仕事」と考える
・「勉強になります」のように相手を褒める、持ち上げるといった言葉を添える

労働条件に不満が募った時


採用されて研修期間が終わり初めての給与明細を見て愕然…ということはしばしばあります。自分が思っていたよりも給与が低く、採用情報や面接の話と違うというケースは非常に多いものです。こういったケースでは転職する側も自分の能力を過信していて「自分はこれくらいもらえるはず」といった甘い考えを持っていることも少なくないようです。

また、転職先にしてみれば「どこの馬の骨ともわからない」歯科衛生士が入ったわけですから、履歴書だけで初めから高待遇をしてくれるところなどありませんね。ゼロスタートは至極当然のことです。そのあたりはうまく心得たもので、転職情報に記載されている給与の『幅』を大きくしているところも少なくないようです。

転職で入る場合、求人情報の給与欄の記載の中で最低ラインからスタートすることは覚悟しておいた方がいいでしょう。ただ、「頑張って働いているのに上がらない」「思っていたより休みが取りづらい」といった労働条件の不満は長い間尾を引くものです。そんな時には、こういう風に考えてみましょう。

・ここで辞めたらまた全部リセットされる
・転職したての大変な思いを他でまた味わうのはもっと大変
・他のスタッフも辞めてないから頑張って認められたらいいことあるのかも
・少なからずちゃんとお金はもらえる
・休みたいけど休まなくてもなんとかなるもんだな
・だって一番下っ端だもん…

このように、とりあえず否定的ではなく前向きに考えるのが無難でしょう。お金のことや休みのことは先生の判断に委ねられます。したがって、認めてもらえるような仕事ぶりを見せることに気持ちを集中した方が、スキルアップにもつながるというものです。また、医院の色の染まっていくにつれて、自分の我慢のしどころがわかってくるものです。ただし、給与の内容に採用時の説明と違う点がある場合は、後からでは申告しづらいのでできるだけ早いうちに確認することをお薦めします。採用時の文書などがあれば一緒に提示して話し合った方がいいでしょう。

患者さんとの関係に不満が募った時


歯科医院には、リコールなどで長い期間通っている患者さんもたくさんいらっしゃいます。そういう方は、スタッフの変化にすぐに気付くもので、直接本人には言わなくても受付で「新しい人入ったね」と小声で言って帰る人も結構多いんです。それくらい、患者さんはスタッフの様子は気になるようですし、その言動をよく見ています。

こういった状況をいると、やはり長く勤めている歯科衛生士は患者さんから信頼されています。そして、新人に対する患者さんの態度は二分するようです。「頑張ってね!」と言ってくれるタイプと「あなたで大丈夫?」というタイプ。残念ながらこのような評価をされるのは避けられないことです。中には露骨に「あんたじゃわからないでしょう!前の人に代わって!」と言葉にする患者さんもいます。こういう時は心底心が折れますね。そんな時にはこういう風に考えてみましょう。

・どんな場合でも謙虚な言葉遣いや態度に徹する
・治療内容についてはなにがあってもはっきりと明確な対応や説明をする
・自信のない素振りや曖昧な言葉遣いをしない
・常に笑顔。嫌でも笑顔。
・患者情報を先におさらいしておく(既往歴や家族歴など)
・「話せばわかる」を心掛ける

患者さんとは、まず第一に信頼関係を築くことが優先されます。丁寧な対応を心掛けてしっかり対応することで、少しずつ信頼関係は生まれていきます。決して独りよがりに走らないように気を付けましょう。

諦めないためのとっておきのモノを見つけよう


転職するということは、これまでの生活を一変させる決心を表しています。長いこと続けてきた生活を突然変えることは、大きなエネルギーを要しますね。特に医療という仕事は患者さんに対する責任が重い職種であり、ただでさえストレスとの闘いです。それでも人の喜びを引き出すやりがいのある仕事であり、誰かの助けになることができます。
以前は医科と歯科は、同じ医療でも系統の違う存在としてみられていました。ところが、近年歯科の重要性が大きく取り上げられるようになり、内科などとの連携も盛んに行われています。口腔内の健康は全身の健康にとても重要な役割をもっています。歯科衛生士の仕事は、そういった患者さんの健康をサポートする役割を担っているのです。
それでも、働く歯科衛生士は自身がストレスを大きく抱えています。仕事を続けるために、そのストレスをうまく逃すことができるようになれば、仕事も楽しく感じることができそうですね。
そこで、おすすめしたいのは「自分が元気になるモノ」を見つけることです。
例えば歌でもいいでしょう。「辛い時や泣きたい時にこの歌を思い出せば頑張れる!」「帰りの道すがらこの歌を聞けば元気になれる!」そんなものでもいいのです。歌以外にも、言葉や画のような目に訴えるものでもいいですね。また、休日に映画を観る、美味しいものを食べる、ドライブに行く、など趣味の活動を通して気持ちをリセットするのもいいですね。スポーツのように体を動かすのも効果的です。
人はストレスの解消法を見つけたら、多くのことを乗り越えることができるといいます。
自分なりの何かを見つけて、長く働ける歯科衛生士になれることを目標に頑張りましょう!

 

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