求められる歯科衛生士~インプラントメンテのプロ

Main 20190419
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インプラントは、ごく一般的な治療法のひとつとなり、ほとんどの歯科医院で治療を行っているほどです。歯を失った人が義歯やブリッジを入れなくても噛めるようになるインプラントは、噛めない歯に悩む人たちの救世主のような存在です。
ところが、インプラントが普及し年月が経つとともに情報はどんどん刷新され、近年はメンテナンスの必要性が着目されるようになりました。どれだけ優れた治療法でも、適切なメンテナンスを行っていなければ、だめになってしまうことがあるのです。
そして、その重要なインプラントのメンテナンスにあたるのは、歯科衛生士です。つまり、日本中でインプラントのメンテナンスがきちんとできる歯科衛生士が求められているということです。
そこで、ここでは歯科衛生士が転職活動をする際に、自身の強力な持ち味となるインプラントメンテナンスのスキルをどのようにアピールすればよいかについて考えてみました。

歯科衛生士に与えられた責務


インプラントは、顎の骨に直接インプラント体が埋め込まれるため、健康な歯と違って自己免疫力を備えていません。そのため、メンテナンスがしっかり行われていなければ、『インプラント周囲炎』と呼ばれる炎症を引き起こしてしまい最悪の場合抜け落ちてしまいます。
そこで、歯科衛生士は、インプラントの適切なメンテナンスを行うスキルを持っていることが望ましいことは明らかです。さらに、インプラントの周囲組織の炎症の有無や本体の異常などを見分ける目を持っていることも必要です。まんいち、見極めのできない歯科衛生士に担当された患者さんは、運が悪かったでは済まされない事態にもなりかねないのです。
つまり、歯科衛生士のレベルやスキルによって、患者さんの将来的なお口の健康維持に大きな差が生まれることになるわけです。

面接の強みになるインプラントメンテの経験


いまや、インプラントを行っていない歯科医院は少ない時代です。逆に、『インプラントやってます』とPRしているところも少なくありません。
歯科衛生士にとって、このような口腔外科領域の治療は興味深い分野です。インプラントなどの観血的外科手術は、アシストする歯科衛生士としてやりがいもありますし、このような経験を持つことは、歯科衛生士の名に「箔がつく」というものです。
インプラントを行っている歯科医院は、手術の精度の高さともちでその評価が決まります。したがって、メンテナンスを行う歯科衛生士には、レベルの高さが求められます。もちろん、こういったスキルは経験によって培われるものでもありますが、できることなら、既にキャリアとスキルを積んだ歯科衛生士が転職してくれることで、即戦力となることを期待しています。
もし、あなたが口腔外科をメインとした歯科医院を希望しているならば、インプラントの知識やスキルを持っていることをアピールするのはかなりの強みとなります。

そこで、面接では
・インプラントのメンテナンスの経験がどれくらいあるか
・どういった点に注意してメンテナンスを行っているか
といったことをきちんと説明できるようにしておくといいでしょう。特にメンテナンス時のポイントや気を付けていることなどがあれば、しっかりアピールするといいですね。

転職活動中にやっておくべきこと


インプラントは、いまや世界で数多くのメーカーがあり一大市場となっていて、術式や材料、メンテナンス方法など非常に多岐にわたっています。
そのため、メンテにあたる歯科衛生士も幅広い知識を有していることが必要です。いくらこれまでインプラントの経験を積んでいたとしても、たいていは特定のメーカーの経験に過ぎないでしょう。そこで転職活動中は、インプラントに関する情報や知識をさらに広げておくチャンスです。
例えば、書籍を読んだりインターネットなどから情報を得るのもいいでしょう。歯科衛生士の知り合いがいる場合は、それぞれが勤務している歯科医院で扱っている製品の特徴や術式なども聞いておくといいですね。
また、インプラントではオペに使用する器具や器材もたくさんの種類があります。すべてを覚えておく必要はありませんが、主流となっているメーカーのものについては、ある程度の知識は持っておくと、面接などで質問された場合に役立つことがあります。
さらに、インプラントなどの外科処置では、特に重要なポイントである感染予防についても注意点など自分なりにおさらいしておくこともとても大切なことです。
転職者を求める歯科医院では、これから経験を積む歯科衛生士よりもすぐに動ける人を求めていることが多いものです。忙しい歯科医院の中でも特に慎重な処置やメンテナンスが求められる口腔外科への転職を成功するためには、一般歯科よりさらに高いレベルの準備や予習も必要だということを覚えておくといいでしょう。

 

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